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◆IPv6(WindowsXP・Vista ゾーンID その2)
※動作確認は、Cisco2500、Cisco1710、Cisco1720、Cisco1721、Cisco2611、Cisco2650、Cisco3620シリーズのルータ、Catalyst2900、Catalyst2950シリーズのスイッチなどで確認しています。コマンド、出力結果、動作は、機種、IOSのバージョンで異なる場合があります。
資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。
◆IPv6(WindowsXP・Vista ゾーンID その2)
引き続き、下のネットワーク構成で、リンクローカルホスト間の接続を検証してゆきます。
「IPv6(WindowsXP・Vista ゾーンID その1)」で次のことが確認できました。
●PC_A
リンクローカルユニキャストアドレス・・・「fe80::21e:8cff:fec8:235」
ゾーンID・・・「%4」
●PC_B
リンクローカルユニキャストアドレス・・・「fe80::6c53:689f:8921:7fd1」
ゾーンID・・・「%7」
◆ホスト間の通信の検証
●PC_Aから
PC_Aで「ping fe80::6c53:689f:8921:7fd1」コマンドを実行します。
C:¥>fe80::6c53:689f:8921:7fd1

Pingは、PC_Bに届きません。
宛先アドレスに、リンクローカルユニキャストアドレスを指定する場合には、適切な「ゾーンID」を指定する必要があります。
PC_Aの「ゾーンID」は、「%4」です。
今度は、「ping fe80::6c53:689f:8921:7fd1%4」コマンドを実行します。
C:¥>fe80::6c53:689f:8921:7fd1%4

Pingが、PC_Bに届きます。
●PC_Bから
PC_Bで「ping fe80::21e:8cff:fec8:235%7」コマンドを実行します。
C:¥>fe80::21e:8cff:fec8:235%7

Pingは、PC_Aに届きます。
ちなみに、今回の構成では、Windows Vistaでは、「ゾーンID」を指定しなくてもPingは届きます。
PC_Bで「ping fe80::21e:8cff:fec8:235」コマンドを実行します。
C:¥>fe80::21e:8cff:fec8:235

次の「IPv6(手動トンネル その1)」では、IPv4からIPv6への移行技術であるトンネリングの手法の自動トンネルについて説明してゆきます。
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