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◆QoS(その4)
※動作確認は、Cisco2500、Cisco1710、Cisco1720、Cisco1721、Cisco2611、Cisco2650、Cisco3620シリーズのルータ、Catalyst2900、Catalyst2950シリーズのスイッチなどで確認しています。コマンド、出力結果、動作は、機種、IOSのバージョンで異なる場合があります。
資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。
◆QoS(その4)
ここでは、「Kperf」の設定を行ってゆきます。
PC_A ・・・ 送信側(クライアント)
PC_B ・・・ 受信側(サーバ)
とします。
ネットワークの構成は、以下の通りです。
◆PC_A側(クライアント)の設定
PC_Aを送信側のしクライアントとして動作させます。
2つ「Kperf」を起動させ使用してゆきます。
【1つ目のKperfの設定】
●Type ・・・ Client
送信側となるので、「Client」を指定します。
●Protocol ・・・ UDP
●Server ・・・ 192.168.2.2
サーバ端末のIPアドレスを設定します。
●Port ・・・ 100
使用するポート番号をしています。サーバ側と合わせておきます。ここでは、適当な数値「100」を指定しています。
●UDP Bandwidth ・・・ 10M
UDPの帯域幅を指定します。
●Transmit ・・・ 10
10秒間、パケットを送信するようにします。
【2つ目のKperfの設定】
●Type ・・・ Client
送信側となるので、「Client」を指定します。
●Protocol ・・・ UDP
●Server ・・・ 192.168.2.2
サーバ端末のIPアドレスを設定します。
●Port ・・・ 69
使用するポート番号をしています。サーバ側と合わせておきます。「tftp」のポート番号「69」を指定します。
●UDP Bandwidth ・・・ 5M
UDPの帯域幅を指定します。
●Transmit ・・・ 10
10秒間、パケットを送信するようにします。
◆PC_B側(サーバ)の設定
PC_Bを受信側のサーバとして動作させます。
2つ「Kperf」を起動させ使用してゆきます。
【1つ目のKperfの設定】
●Type ・・・ Server
受信側となるので、「Server」を指定します。
●Protocol ・・・ UDP
●Client Limit ・・・ 192.168.1.2
クライアント端末のIPアドレスを設定します。
●Port ・・・ 100
使用するポート番号をしています。クライアント側と合わせておきます。ここでは、適当な数値「100」を指定しています。
【2つ目のKperfの設定】
●Type ・・・ Server
受信側となるので、「Server」を指定します。
●Protocol ・・・ UDP
●Client Limit ・・・ 192.168.1.2
クライアント端末のIPアドレスを設定します。
●Port ・・・ 69
使用するポート番号をしています。クライアント側と合わせておきます。「tftp」のポート番号「69」を指定します。
これで、「Kpref」の設定は完了です。
次の「QoS(その5)」では、設定したQoSの検証を行ってゆきます。
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<関連コンテンツ>
●QoS(その1)
●QoS(その2)
●QoS(その3)
●QoS(その4)
●QoS(その5)
●QoS(その6)
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