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◆リピータ・ハブ(レイヤ1の機器)
※動作確認は、Cisco2500、Cisco1710、Cisco1720、Cisco1721、Cisco2611、Cisco2650、Cisco3620シリーズのルータ、Catalyst2900、Catalyst2950シリーズのスイッチなどで確認しています。コマンド、出力結果、動作は、機種、IOSのバージョンで異なる場合があります。
資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。
◆リピータ・ハブ(レイヤ1の機器)
リピータ (repeater)、ハブ(HUB)は、OSI参照モデルのレイヤ1で動作する機器です。
送信された信号は、ノイズの影響や、ケーブルの抵抗で送信元から離れてゆくにつれ、劣化したり、信号が弱まってゆきます。やがて、信号と認識できなくなってしまいます。
リピータやハブは、この劣化した信号を整形したり、増幅させます。
リピータは、最近では、見かけることがなくなりました。リピータは、10BASE-5や10BASE-2でケーブルを延長して使用したい場合に使用します。
リピータを使用しない場合は、
10BASE-5 ・・・ 500m
10BASE-2 ・・・ 185m
までの距離しか接続できません。
ハブは、10BASE-Tや100BASE-TXで100mを超えてケーブルを延長して使用したい場合に使用します。
ハブも最近では、あまり見かけなくなりました。それは、これまで高価だったレイヤ2で動作するスイッチが非常に安価になったからです。
◆レイヤ1機器の動作と接続台数
レイヤ1の機器は、MACアドレスやIPアドレスなどを見てトラフィックを制御するというようなことは行いません。リピータやハブは、劣化した信号を整形したり増幅させるだけです。
例えば、ハブでは、受信したトラフィックを受信したポート以外の全てのポートに転送します。
また、遅延や電気特性により、接続できるリピータやハブの数が制限されています。
10BASE-T、10BASE-5、10BASE-2 ・・・ 4台
100BASE-TX ・・・ 2台
10BASE-T、10BASE-5、10BASE-2では、最大5セグメントまで延長することができます。
「OSIの階層とネットワーク機器との対応」 ← 前項 | 次項 → 「ブリッジ・スイッチ(レイヤ2の機器)」
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