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◆プロトコルとは
※動作確認は、Cisco2500、Cisco1710、Cisco1720、Cisco1721、Cisco2611、Cisco2650、Cisco3620シリーズのルータ、Catalyst2900、Catalyst2950シリーズのスイッチなどで確認しています。コマンド、出力結果、動作は、機種、IOSのバージョンで異なる場合があります。
資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。
◆プロトコルとは
プロトコル(protocol)とは、広辞苑でその意味を調べてみると
1.(条約の)原案。議定書。
2.外交儀礼。
3.コンピューター‐システムで、データ通信を行うために定められた規約。情報フォーマット、交信手順、誤り検出法などを定める。
とあります。
なぜ、プロトコルがないと困るのか?スポーツで例えてみます。
野球のルールを知らなければ、野球はできません。
また、対戦相手も野球のルールを知っていなければ、なりません。
こちらが、野球のルールで、対戦相手がサッカーのルールでプレイするのであれば、試合が成り立ちません。
つまり、お互いが、同じルールを使用しなければ、試合が成り立ちません。
実社会においても、プロトコル(約束事)がなければ、国同士が良い関係を結ぶことができません。政治、経済、貿易などで摩擦が生じてしまいます。
下手をすると、戦争を引き起こしてしまうかもしれません。
両者が良い関係を結ぶには、両者間に約束事が必要です。
ネットワークの世界でも同じことが言えます。
お互いに同じルールで通信しなければ、通信が成り立ちません。
2台のコンピュータ間で、たくさんの約束事(プロトコル)を取り決めておかないとやり取りできないのです。
●ケーブルの形状
●電気信号
●コネクタの形状
●エラー訂正
これら、どれか1つでも欠けるだけで通信はできません。
プロトコル(約束事)は、たくさんあります。
例えば、シリアルポートの規格であるRS-232−Cや、モデムの規格であるV.90、V.34。ブロードバンド接続のADSL、FTTHもさまざまなプロトコルを使用していますし、LANで使用されるイーサネットもプロトコルです。
いろんなプロトコルの中でも、世界中でインターネットやLANで一般的に使われているのがTCP/IPプロトコルなのです。
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