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◆動的フィルタリングの設定(その1)

※動作確認は、YAMAHA RTX1000ルータで確認しています。コマンド、出力結果、動作は、機種、ファームウェアのバージョンで異なる場合があります。
 資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。



◆動的フィルタリングの設定(その1)

ここでは、簡単な動的フィルタを設定してゆきます。

ネットワーク構成図は、下図の通りです。


 LAN1側の192.168.1.0/24ネットワークからは、FTPの通信のみを許可し、LAN2側からはその応答パケットだけを許可し、それ以外の通信を拒否する設定を行います。

設定は、以下のようになります。

# console prompt R1
R1# ip lan1 address 192.168.1.1/24
R1# ip lan2 address 172.16.1.1/16

FTPのパケットだけを通過せるための動的フィルタを定義します。

R1# ip filter dynamic 1 192.168.1.0/24 * ftp

動的に生成されるフィルタに合致するパケット以外を遮断するためのフィルタを定義します。

R1# ip filter 100 reject * * * * *
R1# ip lan2 secure filter in 100
R1# ip lan2 secure filter dynamic 1


◆動作検証

上で設定した内容を検証してゆきます。

動作確認は、「鯖男」などのフリーツールを利用すると便利です。


ブラウザなどを使用して、FTPの通信が可能であるかを確認します。


FTPの通信が、行われることが確認できます。

その他の通信、HTTPの通信が遮断されることを確認します。


HTTPの通信は、遮断されます。

この続きの設定と動作確認は、次の「動的フィルタリングの設定(その2)」で行ってゆきます。

動的フィルタリングの定義方法(その2)」 ← 前項 | 次項 → 「動的フィルタリングの設定(その2)





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