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◆FTTHとは

※動作確認は、Cisco2500、Cisco1710、Cisco1720、Cisco1721、Cisco2611、Cisco2650、Cisco3620シリーズのルータ、Catalyst2900、Catalyst2950シリーズのスイッチなどで確認しています。コマンド、出力結果、動作は、機種、IOSのバージョンで異なる場合があります。
 資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。


◆FTTHとは

 FTTHは、Fiber To The Homeの略で、FTTxのうち一般個人宅まで直接引き込まれる網構成を指します。

 FTTxには、FTTH(Fiber To The Home)、FTTC(Fiber To The Curb)、FTTB(Fiber To The Building)があります。通信事業者から各家庭(Home)、Curb(街区)、ビル(Building)までを光ファイバで接続し、高速通信を実現します。

 ADSLでは、収容局からの距離が離れていると、距離に比例して通信速度が低下しましたが、光ファイバの場合、距離による伝送損失の影響が少なく、AMラジオや電磁的なノイズ源からの干渉の影響を受けない為、安定した通信を行うことができるのが特徴です。

 光スプリッタ(光カプラ)で分岐せずに収容局とユーザ宅を1対1で接続する方式を「シングルスター方式」といい、分岐して1対Nで接続する方式を「ダブルスター方式」と呼んでいます。

 現在、広まっているのは、IEEE802.3ah標準のGE-PON (Gigabit Ethernet-Passive Optical Network)です。

その接続例は、下図の通りです。


 宅内のONU(Optical Network Unit)は、電気信号と光信号を変換する機能を持つ装置で、光スプリッタと呼ばれる装置に接続されます。光スプリッタは、収容局からの光回線を分岐しています。

光スプリッタは、クロージャとも呼ばれるグレーのケース(NTTでは)の中に収容されています。

 収容局には光回線終端装置であるOLT(Optical Line Terminal)が設置されています。ONUとOLTは、対をなす装置で、光信号を伝送する媒体である光ファイバや光スプリッタは、光信号を通すだけの装置です。その為、PONという名称が使われています。

PON(Passive Optical Network)のPassiveは、「受動的」という意味です。

OLTの先にインタネットが接続されています。

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