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◆ADSLの欠点
※動作確認は、Cisco2500、Cisco1710、Cisco1720、Cisco1721、Cisco2611、Cisco2650、Cisco3620シリーズのルータ、Catalyst2900、Catalyst2950シリーズのスイッチなどで確認しています。コマンド、出力結果、動作は、機種、IOSのバージョンで異なる場合があります。
資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。
◆ADSLの欠点
●ベストエフォート型サービス
ADSLでは、1.5Mbps、8Mbps、12Mbps、24Mbps、40Mbps、47Mbps、50Mbpsなど最大通信速度を選択してサービスを契約できますが、その最大通信速度は、必ず契約した最大通信速度が出せることを補償するものではないということです。
最大通信速度は、あくまでも理論値です。ADSLは、ノイズの影響や信号の減衰などが要因で、満足する通信速度が得られない可能性があります。
●ノイズに弱い
ADSLは、比較的ノイズに弱く、ISDNから受ける漏話やAMラジオなどのノイズの影響を受けて、信号が減衰する場合があります。特にAnnexAの仕様のADSLでは、極端にISDNの影響を受けます。また、屋内の電話線もノイズの影響を受ける場合があります。
●収容局からの距離に比例して速度が低下する
電話局回線収容局から距離が離れれば、離れるほど、それに比例して通信速度が低下します。それは、高周波数帯になるほど信号の減衰が大きいからです。
せっかく、高速な47MbpsなどのADSLサービスの契約をしていたとしても、収容局からの距離が離れていれば、低い速度でしか接続できないことになります。
ADSLを契約する際には、事前に電話局収容局からの距離をあらかじめ調べておく必要があります。
●上りの通信速度が遅い
ADSLでは、上りと下りの通信速度が異なります。下りの通信速度を優先させる為、下りの方が、上りの通信速度よりも遥かに速くなっています。
つまり、上りの通信速度が遅いので、ホームページを頻繁にアップロードするとか、動画などの大容量のファイルをアップロードするといった用途が多い方は、上りと下りが同じ通信速度であるFTTH(光ファイバ)の方が良いかもしれません。
●別途工事が必要な場合がある
経路の途中が光ファイバーになっている場合は、ADSLの利用ができません。別途工事が必要になります。
ディジタル回線(ISDN)を利用している場合、アナログ回線に戻す必要があるため、別途、工事費が必要になります。その際、電話番号が変わる可能性もあります。
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