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◆身近になったTCP/IP
※動作確認は、Cisco2500、Cisco1710、Cisco1720、Cisco1721、Cisco2611、Cisco2650、Cisco3620シリーズのルータ、Catalyst2900、Catalyst2950シリーズのスイッチなどで確認しています。コマンド、出力結果、動作は、機種、IOSのバージョンで異なる場合があります。
資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。
◆身近になったTCP/IP
今では、すっかり、パソコンといえば、ADSL、FTTHなどのブロードバンドの常時接続が当たり前になっていますが、一昔前のパソコンの利用方法は、圧倒的にスタンドアロンで使うことが多かったのです。
MS-DOS、Windows3.1の時代でも、もちろん、ネットワーク接続ができたのですが、ネットワーク機能を使うユーザーは珍しかったのです。
しかし、Windows95の登場により、この状況に変化が現れてきます。
従来、ネットワーク機能を利用しようと思うと、その設定は、かなり難解で初心者にとってかなり敷居の高いものでした。Windows95では、『コントロールパネル』から『ネットワークのプロパティ』の設定を行うだけで、簡単にネットワークの設定を行えるようになったのです。
また、プラグアンドプレイ(PnP)機能により、パソコンとネットワーク機器との接続も、これまでと比べて飛躍的に簡単になりました。
誰でも、簡単にインターネットに接続できるようになると同時に、インターネット接続の人気も高まり、インターネット接続サービスも充実してゆきました。
従来、非常に高値であったインターネット接続も、インターネット接続サービス会社の新規参入、そして、価格競争で誰もがインターネットが利用できる時代になったのです。
インターネットに接続するには、契約しているISPで指定された項目を設定してゆくようになります。この設定を間違いなく、正しく設定を行わなければ、ホームページの閲覧はもちろん、メールも送れません。
下の図を見て下さい。これは、『Windows VistaのTCP/IPv4のプロパティ』です。ネットワークのことを知らない方にとっては、ここに、不可解な、番号を入力しなければなりません。この設定が、実は、ネットワークの設定だということは分かっていても、プロトコルの設定をしてることだとは意外に気づいていないのです。
●Windows VistaのTCP/IPv4のプロパティ
ネットワークの設定は、ネットワークのことを知らない方にとっては、まるで『おまじない』です。
この『おまじない』のような番号や文字を1文字も間違えなく、設定することで、やっと、インターネットに接続できるようになるのです。
面倒といわれれば、それまでなんですが、これでも、昔と比べるとかなり設定が楽になりました。
いろんな、設定ファイルをいじる必要もありませんし、ネットワーク機器を認識させるのも昔は、一苦労だったんですが、今ではその苦労もほとんどありません。PnP機能でとっても認識させるのが簡単になっています。
最近では、携帯ゲーム機や家庭用ゲーム機もネットワークの設定をして楽しむようになっています。下の図は、Nintendo DSのネットワーク設定の画面です。
地デジ対応テレビもネットワークの設定をして楽しむようになっています。ネットワークの設定を行うことで視聴者参加型の番組を楽しむことができます。
このようにTCP/IPは、我々の身近な存在になっています。
次項 → 「ネットワークの不可解な用語」
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