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◆静的フィルタリングの設定(その4)

※動作確認は、YAMAHA RTX1000ルータで確認しています。コマンド、出力結果、動作は、機種、ファームウェアのバージョンで異なる場合があります。
 資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。



◆静的フィルタリングの設定(その4)

ここでは、外部からのPINGコマンドを拒否するフィルタリングの設定を行います。


◆外部からのPINGコマンドを拒否する

 pingによって、不正アクセスなど外部から悪意あるユーザに様々な情報を知られてしまうリスクを低減したい場合、外部からのPINGコマンドの応答を拒否する設定を行います。

まず、R1にフィルタリング以外の設定を行います。


●R1のコンフィグ
console prompt R1
ip route default gateway pp 1
ip lan1 address 192.168.1.1/24
pp select 1
 pppoe use lan2
 pp auth accept pap chap
 pp auth myname (PPPoE接続ID) (PPPoE接続パスワード)
 ppp lcp mru on 1454
 ppp ipcp ipaddress on
 ppp ipcp msext on
 ppp ccp type none
 ip pp mtu 1454
 pp enable 1
dns server pp 1
dns private address spoof on

・相手先情報番号に「pp1」を選択します。
R1# pp select 1

・プロトコルパラメータに「icmp」を指定してpingコマンドを拒否します。
R1pp1# ip filter 1 reject * * icmp

・全てのパケットを通過させます。
R1pp1# ip filter 2 pass * *

・pp側の「in」の方向にフィルタを適用します。
R1pp1# ip pp secure filter in 1 2

・相手先情報番号「pp1」の選択を終了します。
R1pp1# pp select none

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