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◆ポートフォワードの設定
※動作確認は、Cisco2500、Cisco1710、Cisco1720、Cisco1721、Cisco2611、Cisco2650、Cisco3620シリーズのルータ、Catalyst2900、Catalyst2950シリーズのスイッチなどで確認しています。コマンド、出力結果、動作は、機種、IOSのバージョンで異なる場合があります。
資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。
※BUFFALOの「WHR-AMPG」を使用した設定例を紹介していますが、ブロードバンドルータの設定は、どの機種も似たようなものです。他のブロードバンドルータをお持ちの方でも、同じような設定ができると思います。
◆ポートフォワードの設定
ここでは、「ポートフォワード機能」を設定してゆきます。
以下のようにパケットを処理する設定を行います。
@宛先IPアドレス「200.200.200.200」、宛先ポート番号「80」のパケットを受信する。
Aそのパケットを宛先IPアドレス「172.16.1.1」、宛先ポート番号「80」に変換しパケットを転送する。
◆無線ブロードバンドルータの設定
あらかじめ、IPアドレスは、設定しているものとします。
管理ページにアクセスします。
「ゲーム&アプリ」をクリックします。
グループ:登録するルールが属するグループを指定します。ここでは、「WWW」と指定します。
WAN側IPアドレス:公開する各種サーバーの固定グローバルIPアドレスを設定します。ここでは、「エアステーションのWAN側のIPアドレス」(200.200.200.200)を選択します。
プロトコル:アドレス変換機能を使用するポートの種類を選択します。「TCP/UDP」を選択し、「HTTP(TCPポート80」を選択します。
LAN側IPアドレス:インターネットからのアクセスの宛先となるプライベートIPアドレスを設定します。ここでは、「172.16.1.1」を指定します。
LAN側ポート:「80」を入力します。
「OK」ボタンをクリックします。
新しく変換ルールが登録されます。
◆ポートフォワードの検証
PC_B上で、WWWサーバの代用として「鯖男」を起動します。
「鯖男」については、「サーバの動作をエミュレートするソフト(鯖男)」で紹介しています。
ポート番号80を指定して「実行ボタンを」クリックして、コネクションの待ち受けをしておきます。
PC_Aでブラウザを起動します。
URLに「http://200.200.200.200/」と入力し、PC_AのWWWサーバにアクセスします。
※「http://172.16.1.1/」ではないことに注意して下さい。インターネット側からは、内部LAN上のWWWサーバは、「200.200.200.200」としてインターネット側に公開されることになります。
PC_B上では、下のように「鯖男」が表示されているはずです。
これで、ポートフォワード設定の検証は終わりです。
次の「ファイアウォールの設定(LAN→WAN)その1」では、LAN→WAN宛てのパケットのフィルタリング設定を行ってゆきます。
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