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◆IEEE802.11aのチャネル
※動作確認は、Cisco2500、Cisco1710、Cisco1720、Cisco1721、Cisco2611、Cisco2650、Cisco3620シリーズのルータ、Catalyst2900、Catalyst2950シリーズのスイッチなどで確認しています。コマンド、出力結果、動作は、機種、IOSのバージョンで異なる場合があります。
資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。
◆IEEE802.11aのチャネル
IEEE802.11b規格では、従来のIEEE802.11規格との互換性がとられましたが、こちらは、互換性にとらわれず、当時の最新技術を用いて規格化されました。
無線周波数には、5GHz帯を使用し、理論上の最大伝送速度は、54Mbps出せます。部屋の中だけで利用する場合は、電波が届き易く安定して利用できますが、別々の部屋や階が違う場所は、電波が届きにくくデータのやり取が不安定になります。
IEEE802.11aに使用されているチャネルの中心周波数は、2005年5月の省令改正により、日本国内で使用されてきたJ52(5.15〜5.25GHz)の4チャネル配置から、国際的に標準になっているW52の4チャネルに変更され、新しくW53の4チャネルが追加された為、W52、W53では、5.15〜5.35GHzが使用されています。
これにより、合計8チャネルが利用可能になりました。
さらに、2007年1月の省令改正で、屋外で利用可能なW56の11チャネルが追加され、チャネル数は合計19チャネルになりました。
この追加されたチャネルは、屋外でも利用することができます。
クリックすると別画面で表示します。
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このようにIEEE802.11aでは、チャネル配置の変更が行われた為、IEEE802.11aに対応した製品を利用していても、製造された時期が異なる機器同士では、接続できないという事態が発生する可能性があります。
IEEE802.11aの魅力は、屋外で利用できることと、利用できるチャネル数が多いことが挙げられます。
チャネルの配置変更や追加が行われた結果、IEEE802.11aで、利用可能なチャネル数は現在19になっています。
上図の通り、チャネル間の重なりがないことから、19チャネルの全てを同時使用することができます。
「IEEE802.11bとIEEE802.11gの混在時」 ← 前項 | 次項 → 「IEEE802.11aの屋外利用」
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