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◆PPP(PAP)
※動作確認は、Cisco2500、Cisco1710、Cisco1720、Cisco1721、Cisco2611、Cisco2650、Cisco3620シリーズのルータ、Catalyst2900、Catalyst2950シリーズのスイッチなどで確認しています。コマンド、出力結果、動作は、機種、IOSのバージョンで異なる場合があります。
資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。
◆PPP(PAP)
PPPでは物理的なリンクが確立した後、ユーザ名とパスワードを送信して、接続を許可してもらうための為の認証を受けます。
認証方法として、PAPとCHAPを選択できますが、認証が必要なければ、認証の設定は省略できます。確認証の特徴は下の表の通りです。
認証方式 |
特徴 |
PAP |
・クリアテキストでパスワードを交換する。
・認証は、初めの1回のみ。 |
CHAP |
・暗号化したパスワードを交換。
・定期的に毎回違う文字列で認証を行う。 |
ここでは、PAPについて説明してゆきます。
PAPとは、Password Authentication Protocolの略で、ユーザ名とパスワードがクリアテキスト(平文)のまま送られます。クリアテキストで、ユーザ名とパスワードが回線上を流れると、簡単に第三者に盗聴されてしまう心配があります。
それでは、PAPは、セキュリティ上、好ましくないという理由で、CHAPが主に使われてきたかと言えば、そういうわけでもありません。家庭からプロバイダに接続する際には、PAPが多く使用されてきました。
と言うのも、パスワードがクリアテキストでで流れる区間は、電話線になるため、人目にさらされるインターネットより比較的安全だからです。
認証の流れは、次の図のように2ウェイハンドシェイクで行われます。
「PPPとは」 ← 前項 | 次項 → 「PPP(CHAP)」
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