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◆ホスト名の設定

※動作確認は、Cisco2500、Cisco1710、Cisco1720、Cisco1721、Cisco2611、Cisco2650、Cisco3620シリーズのルータ、Catalyst2900、Catalyst2950シリーズのスイッチなどで確認しています。コマンド、出力結果、動作は、機種、IOSのバージョンで異なる場合があります。
 資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。


◆ホスト名の設定

ルータやスイッチの設定で、最初に設定しておきたいのが、ホストの名前の設定です。

 ルータのデフォルトの名前は、「Router」です。スイッチの名前は、一般的には、「Switch」という名前になっています。

ネットワークを構築する上で、複数のルータやスイッチを扱うようになります。

ですから、同じ名前のルータやスイッチがあると紛らわしくなってきます。

 特にTelnetで接続する場合においては、今、自分がどのルータにいるのが分からなくなり、迷子になってしまうことがあります。

「hostname」コマンド

ルータの名前には、63文字以内で英数字、ハイフンなどの組み合わせで自由に名前を付けることができます。

Router(config)#hostname <ホスト名>

Router(config)#hostname Tokyo
Tokyo(config)#

「hostname」コマンドを実行するとすぐに反映され、プロンプトの表示が変わります。


「ip host」コマンド

 PingやTracerouteなどのネットワーク検証コマンドを実行する際に、宛先IPアドレスではなく、ホスト名で指定をしたい場合には、「ip host」を使います。

コマンドの構文は、以下のようになります。

Rotuer(config)#ip host <ホスト名> <宛先IPアドレス>

例えば、

Rotuer(config)#ip host Tokyo 192.168.1.1

と定義しておけば、

Router#ping Tokyo



Router#ping 192.168.1.1

と同じ意味で解釈されるようになります。

ルータのように複数のIPアドレスを持つ端末の場合、宛先IPアドレスを複数登録することができます。

Rotuer(config)#ip host Tokyo 192.168.1.1 192.168.2.1 192.168.3.1

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