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◆トラフィックモニターする際の注意点
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トラフィックモニターする際は、ウイルス対策ソフトのファイヤウォール機能やWindowsのファイやウォールを、無効にしておくのを忘れないようにして下さい。受信するパケットがブロックされてモニターできなくなってしまいます。
ファイヤウォールの設定を切っている間は、パソコンが無防備状態になってしまいますので、せめて、OSは、最新にアップデートしておきましょう。もちろん、トラフィックモニターが終われば、核ファイヤウォールの設定は、有効に戻しておきます。
さて、モニタリングするPCの設置する場所ですが、モニタリングを実行するPCがLAN上のどの位置に設置されているかによってモニターできる範囲が変わってきます。
スイッチは、ポートごとにマイクロセグメンテーションします。つまりポートごとにセグメント化が行われます。その結果、スイッチにモニタリングを実行するPCを設置すると自分との通信しかモニタできなくなってしまいます。
例えば、下の図の位置にモニタリングPCを配置するとネットワーク上に流れるほとんどの通信をモニターできなくなってしまいます。他のPCの通信をモニターしたいのであれば、トラフィックのが集中する場所にセグメントに設置したり、スイッチにポートミラーリングの設定を行ってミラーポートに接続します。
ポートミラーリングについては、こちら「ポートミラーリング」で紹介しています。
モニタリングPCは、下図のように他のPCの通信をモニターできる場所に設定します。
最近は、スイッチの値段が安くなり、ハブにとって変わりました。ネットワーク上にハブが設置されるケースが少なくなりました。つまり、広範囲においてネットワークのトラフィックを監視できなくなってきています。その場合は、モニタリングするPCをなるべくネットワークの上流位置に設置して下さい。
上の図だと、WANに接続する部分などが候補としてあがります。
モニタリングの際には、ポートミラーリングなどの手法と併用することも検討してみて下さい。
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