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◆PLCの構成

※家庭でネットワークを構築する際に、PLCが便利です。ネットワークの専門的な知識がなくても簡単に設定を行うことができます。PLCアダプターを使えば、家中どこでも、コンセントがある部屋なら、どの部屋でもパソコンや地デジ対応テレビやゲーム機を接続してホームネットワークが構築できます。

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※Panasonicの「BL-PA100」を使用した構成例や設定例を紹介していますが、PLCを用いたネットワークの構成や設定は、どの機種も似たようなものです。他のPLCをお持ちの方でも、同じような構成や設定ができると思います。

◆PLCの構成

 PLCを利用したネットワークは、マスターアダプターとターミナルアダプターで構成されます。マスターアダプターが親機に該当し、ターミナルアダプターが子機に該当するとイメージすると分かりやすいかもしれません。

ターミナルアダプタを使用するには、マスターアダプターに登録する必要があります。

下のネットワーク構成図は、PLCを用いたホームネットワークのイメージ図です。


マスターアダプターにターミナルアダプターをぶら下げるイメージになります。

 PLCネットワークは、電気配線を通信回線として利用できます。電気配線をツイストペアケーブルに置き換えてとらえると、スイッチングハブ(ハブも含む)を用いカスケード接続したネットワークと同等なネットワークを構築することができます。

 電源プラグを電気コンセントに差し込むだけで、無線LANでは、電波が届きにくく無線通信が困難だった場所やケーブルの配線が困難な場所でもデータ通信が可能になります。イーサネットケーブルの配線工事が必要ないという手軽さがPLCの魅力ではないでしょうか。

 家のどの部屋にも通常、電源コンセントがあります。つまり、PLCを用いることで、家中の隅々まで簡単にネットワークを構築することができるのです。

 また、PLCでは、無線アクセスポイントのような難しい設定作業もほとんどありません。製品によっては、初期設定が既にされており、そのまま直ぐに利用できる製品もあります。

 次の「マスターアダプターとターミナルアダプター」では、PLCのマスターアダプターとターミナルアダプターを写真で紹介してゆきます。



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