 |
|  |
◆LANケーブルを自作する
資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。
スポンサードリンク
◆LANケーブルを自作する
ちょっと規模の大きな実機演習ともなるとルータやスイッチなどへの配線が、足の踏み場に困るほど、すごいことになってしまいます。このケーブル!何処と何処をつないだんだっけ?ってことに・・・
そんな時に重宝するのが、自作LANケーブルです。短いケーブルで接続すれば、ルータやスイッチなどのネットワーク機器の周りがすっきりします。
LANケーブルの自作って簡単にできないんじゃ!
なんて、ためらわなくても大丈夫です。
今では、ホームセンターにだってLANケーブルを自作するための工具が売られているのです。
 |
1,980円で購入 |
ちなみに、管理人は、ホームセンターで購入した1,980円のものを愛用しています。こうした工具がホームセンターで売られているということは、各家庭のネットワーク工事(家庭内の配線)は、もはや、日曜大工のレベルの扱いになってきたということを意味しているのかもしれません。
自作することは、工具をそろえなくてはならないという点では、イニシャルコストがかかってしまいますが、長い目で見れば、そんなに高い買い物ではないと思います。一度購入してしまえば、ず〜〜と使えます。管理人の場合、使わなくなったケーブルを何本かに切断して、ケーブルを量産しています。RJ-45コネクタも、3,000円程度で、100個ほど入手できます。
◆LANケーブル作成手順
【用意するもの】
●専用工具
●Cat5以上の規格のUTPケーブル
●RJ-45コネクタ
 |
1.必要な長さにUTPケーブルを切断します
実際に必要な長さより、少し長めに切断して下さい。後で、RJ-45コネクタに取り付けるために加工する際に、何センチか切断します。 |

 |
2.外側の被膜を取り除く
中心部の銅線を傷つけてしまわないように、被膜を取り除きます。
こんな感じで取り除けばOKです。 |
 |
3.銅線をほぐします
4組のねじられている銅線をほぐして、8本にばらします。 |
コネクタ結線の規格 |
 |
 |
4.ケーブルの色を上図のように並べ切断します
●ストレートケーブル
両端が「568A」、もしくは「568B」にすれば、ストレートケーブルです。どちらで作成してもかまいませんが、日本、アメリカでは、両端を「568B」にするのが一般的です。
●クロスケーブル
片側を「568A」、もう片方を「568B」にします。 |
 |
5.RJ-45コネクタをはめ込みます
奥までしっかりはめ込みます。
こぐしたところが、なるべく短くなるように心がけて下さい。
目安として
1/2インチ・・・100M
1インチ・・・10M |

 |
6.圧着します
力をこめて圧着させて下さい。中途半端に圧着すると、ルータやスチッチのコネクタを壊してしまう原因になります。
この図で利用している工具は、安物です。はっきり言って力が要ります。女性の方は、男性に手伝ってもらうとよいでしょう!
完成したら、テスターでテストするのが望ましいのですが、テスターは5,000円前後します。手持ちのネットワーク機器同士して確認してもOKですよ! |
実機演習では、普段あまり使うことのないクロスケーブルを結構使います。作りおきしておくと、あとあと便利です。のちのちのことを考えて、ストレートケーブル、クロスケーブルを量産しておくことをオススメします。
<ネットワーク資格の練習問題に挑戦> ●CCNA練習問題に挑戦!(650問)
●Network+練習問題に挑戦!(393問)
●テクニカルエンジニア(ネットワーク)試験
|
|
 |