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◆Windows Vistaで起こる文字化けを回避する方法
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社内のネットワークの運用管理を行っていると、各種サーバのトラブル、パソコンに関する相談、苦情が毎日のように寄せられます。
Windows Vistaに乗り換えた人から、度々、「Vistaに乗り換えてから文字の表示がおかしくなった。」という苦情が管理人に届くのです。
文字化けとネットワークは、関係ないのですが、ファイルサーバ上のファイルを閲覧すると文字が化けていることから、彼らは、以下のように連想してしまうようです。
ファイルサーバ上のファイルを開いたが文字化けを起こした。
↓
サーバは、ネットワークの一部
↓
サーバを管理しているのは、ネットワーク管理者
↓
文字化けが起こるのは、ネットワーク管理者が悪い。
文字化けが起こるのは、OSのフォント環境が変わったから起こるわけで、ネットワーク管理者が悪いわけではありません。
ここでは、管理人が、Vistaにおいて文字化け対応した時に行ったことをまとめてみます。
そもその、なぜ文字化けが起こるのかは、OSのフォント環境が異なるからです。
Windows XP、Windows Server 2003・・・JIS90
Windows Vista、Windows Server 2008・・・JIS2004
使用されている一部の文字が、同じ文字でありながら Windowsのバージョンによって表示される形が異なるのは、このためです。
Windows XPで表示される文字の形とWindows Vistaで表示される文字の形が少し違うものが出てきます。
また、JIS2004では、既存の第1水準と第2水準の漢字に加えて、第3水準、第4水準の漢字が大幅に追加されたため、Vistaで作成した文書に第3水準と第4水準の漢字が含まれている場合、Windows
XPで正しく表示できないという問題も発生します。
これらの問題は、「JIS90」、「JIS2004」のどちらかで使用を統一することで、解決します。
Windows VistaからサポートされたJIS2004によって、XPとの間に起こるフォントの互換性を回避するためのフォントが、Microsoftのサイト上で公開されています。
●Windows XP および Windows Server 2003 向けJIS2004 対応 MS ゴシック & MS 明朝フォントパッケージについて
●Windows Vista 向けJIS90 互換 MS ゴシック・明朝フォントパッケージについて
「JIS90」、「JIS2004」のどちらで、統一するのかは、社内で使用しているVista、XPの比率等で、決めれば良いと思います。
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