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◆DHCPサーバの構築・クライアントの設定
※動作確認は、Cisco2500、Cisco1710、Cisco1720、Cisco1721、Cisco2611、Cisco2650、Cisco3620シリーズのルータ、Catalyst2900、Catalyst2950シリーズのスイッチなどで確認しています。コマンド、出力結果、動作は、機種、IOSのバージョンで異なる場合があります。
資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格＝即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア（仕事・ジョブ・ワークの達人）としての即戦力を養いましょう。
◆DHCPサーバの構築・クライアントの設定
管理人の知る限り、ほぼ全てのCiscoルータには、DHCPサーバ機能が備わっています。CiscoルータのDHCP機能の設定は、後ほど紹介します。ところで、DHCP機能は、家庭用のブロードバンドルータのほとんどの製品でサポートされています。ここでは、ブロードバンドルータを使ったDHCP機能の設定とDHCPクライアントの設定について紹介してゆきます。
●DHCPサーバの構築
本格的に、DHCPサーバを構築するのであらば、Windows ServerやLinuxサーバを構築し、専用のサービスプログラムをインストールして設定する必要があります。それは、ネットワークの規模が大きくなるほど、運用管理が容易だからです。Windows
ServerやLinuxサーバでDHCPサーバを構築するのは、大規模ネットワークに向いていると言えます。
しかし、小規模ネットワークやSOHO、家庭では、Windows ServerやLinuxサーバでDHCPサーバを構築するのは、少々、大袈裟過ぎます。
今や、家庭においても情報端末が増えてきています。パソコンも個人で所有する時代になっていますし、地デジ対応テレビ、家庭用ゲーム機、携帯用ゲーム機だって、ネットワークに接続する時代です。
家庭LANにおいてもDHCPは、大変役立つ存在となっています。ここでは、手軽に簡単に利用できるブロードバンドルータを使ってDHCP機能を設定してゆきます。本格的なDHCPサーバの構築方法については、「DHCPサーバの構築（Server2003）」を参考にして見てください。
例えば、ブロードバンドルータでは、下のように設定します。
製品によって設定の仕方は、若干違いますが、設定する内容は、ほとんど変わりません。
まずは、払い出しをするDHCPのエントリを作成します。
次に、DHCPサーバの機能を使用するように設定します。
●PCネットワークの設定
端末側では、「自動的にIPアドレスを取得する」設定にするだけで、端末は自動的にIPアドレスを取得できるようになります。
例えば、WindowsXPの端末では、TCP/IPのプロパティーを自動取得にします。
このように、DHCPに利用するための設定や作業は、敷居の高いものではなく、誰でも簡単に利用できることができます。
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