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◆LinuxでRADIUSサーバを構築(FreeRADIUS)

※動作確認は、Cisco2500、Cisco1720、Cisco1721、Cisco2611、Cisco2650、Cisco3620シリーズのルータ、Catalyst2900、Catalyst2950シリーズのスイッチなどで確認しています。コマンド、出力結果、動作は、機種、IOSのバージョンで異なる場合があります。
 資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。


◆LinuxでRADIUSサーバを構築(FreeRADIUS)

ここでは、FreeRADIUSを使用して、LinuxでRADIUSサーバを構築してゆきます。


◆FreeRADIUSのインストール

「アプリケーション」 → 「ソフトウェアの追加/削除」をクリックします。


「パッケージマネージャ」が起動します。

「サーバー」を選択して、「ネットワークサーバー」を選択し、「オプションパッケージ」ボタンを押します。


ネットワークサーバにあるパッケージが表示されます。

「freeradius」を選択して「閉じる」をクリックします。


「パッケージマネージャー」に戻ります。

「適用」ボタンが選択できるようになるので、「適用」をクリックします。


「続行する」をクリックします。


「追加された依存パッケージ」が表示されます。「続行する」を選択します。


インストールはこれで完了です。

 Fedoraで、新たにソフトウェアをインストールする際は、「アプリケーション」 → 「ソフトウェアの追加/削除」でインストールする方法が簡単です。

 最新をバージョンをインストールする場合は、各ソフトウェア配布サイトから、ダウンロードしてインストールする必要があります。



◆RADIUS Server daemon の設定

 「RADIUS Server」デーモンをFedoraを起動させる度に、コマンドを打つのは、面倒です。そこでサービスの設定に追加します。

RADIUS Server daemon が、Linuxの起動時に自動起動するように設定してゆきます。

「システム」→「サービス」をクリックします。


「サービスの設定」で「radiusd」を選択し「保存」をクリックします。



◆RADIUSサーバの設定

Fedora8の場合、設定ファイルは、「/etc/raddb」にあります。

主に設定してゆくファイルは、以下のファイルになります。

●clients.conf (RADIUSクライアントとなるスイッチのIPアドレスやパスワードを記述する)
●eap.conf (認証方式を指定する)
●users (認証対象となるユーザIDやパスワードなどを記述する)



◆「radiusd」の再起動

設定の変更が、発生する度に、RADIUS Server daemon を再起動させる必要があります。

「radiusd」を再起動させるには次のコマンドを実行します。

# service radiusd restart


「radiusd」を再起動するには、「サービスの設定」から行うこともできます。

「サービスの設定」の「再起動」をクリックします。


しばらく待つと、再起動に成功したことを示すメッセージが表示されます。


 次の「VNCでLinuxを遠隔操作(その1)」では、Linuxサーバを遠隔操作するための設定について紹介してゆきます。

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