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◆IEEE802.1X(Windows XP・Vistaの設定)
※動作確認は、Cisco2500、Cisco1720、Cisco1721、Cisco2611、Cisco2650、Cisco3620シリーズのルータ、Catalyst2900、Catalyst2950シリーズのスイッチなどで確認しています。コマンド、出力結果、動作は、機種、IOSのバージョンで異なる場合があります。
資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。
◆IEEE802.1X(Windows XP・Vistaの設定)
ここでは、Windows XPやWindows VistaにおけるIEEE802.1Xの設定方法について紹介してゆきます。
Windows XPやWindows Vista、Mac OS Xでは、標準でIEEE802.1Xに対応したサプリカント(対応ソフトウェア)を搭載しています。IEEE802.1Xを使用するために別途、ソフトウェアを購入する必要はありません。
Windows XP Service Pack 2以前の場合、設定は簡単です。
Windows XP Service Pack 2までの場合、下のように「認証タブ」で設定できます。
ところが、Windows XP Service Pack 3を適用すると話は、変わってきます。
Windows XP Service Pack 3 のインストール後、有線ネットワーク アダプタのプロパティダイアログ ボックスに 「認証タブ」が表示されなくなるのです。
「ローカル接続のプロパティ」に「認証タブ」が消えてなくなります。
この問題を解決するには、Wired AutoConfig サービスを手動で開始する必要があります。
次の手順を実行します。
1.「スタート」ボタンをクリックして、「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
2.「名前」ボックスに「services.msc」と入力して「管理コンソール」を起動させます。
3.「Wired AutoConfig」サービスを右クリックし、「開始」をクリックします。
「ローカル接続のプロパティ」に「認証タブ」が表示されるようになります。
Windows Vistaの場合も同様で、「ローカル接続のプロパティ」に「認証タブ」が表示されない場合は、同様の手順を行います。
1.「スタート」ボタンをクリックして、「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
2.「名前」ボックスに「services.msc」と入力して「管理コンソール」を起動させます。
3.「Wired AutoConfig」サービスを右クリックし、「開始」をクリックします。
「ローカル接続のプロパティ」に「認証タブ」が表示されるようになります。
※Windows Vistaの場合は、「MD5-Challenge」は、選択できません。
Windows XPにしろWindows Vistaにしろ、「認証タブ」させ現れれば、IEEE802.1Xの設定は、簡単です。
「IEEE802.1X認証を有効にする」にチェックを入れて、「ネットワーク認証方法を選択して下さい」を選択するだけで設定が行えます。
次の「LinuxでRADIUSサーバを構築(FreeRADIUS)」では、LinuxにおけるRADIUSサーバの構築方法を紹介してゆきます。
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