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◆CCNA受験体験記(640-801)
※動作確認は、Cisco2500、Cisco1710、Cisco1720、Cisco1721、Cisco2611、Cisco2650、Cisco3620シリーズのルータ、Catalyst2900、Catalyst2950シリーズのスイッチなどで確認しています。コマンド、出力結果、動作は、機種、IOSのバージョンで異なる場合があります。
資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。
◆CCNA受験体験記(640-801)
ネットワーク構成に不可欠な、スイッチ、ルータを総合的に学習できるのが、「640-801」試験の魅力です。ただし、現在のLANの構成において主役と言えるのは、レイヤ3スイッチです。レイヤ3スイッチは、このバージョンでは試験範囲外となります。
古いテクノロジであるIPXなどが試験範囲から削除されましたが、「640-801」からCCNPの範囲であった内容が試験範囲に加わってきます。Catalyst2950を始めとするスイッチ群の知識や操作も追加されました。
「640-801」は、「640-607」の学習内容の2倍とまでは行かないまでも、かなりのボリュームになっています。スイッチのコマンド、NAT、DHCP、VLAN、VLSM、RIPv2、EIGRP、シングルエリアOSPFが新規に学習内容に加わります。
また、試験の問題の難易度もぐっと上がり、即答できないような問題が増えています。IPアドレスの計算問題では、じっくり考えなければ答えられないような問題の作りになっていたり、ネットワーク構成図やルータやスイッチのdebugの出力を見て考える問題など、シンプルな問題は、ほとんど出題されないようになりました。
シミュレータの問題も「640-607」のシミュレーション問題と比べて完成度が高くなっています。使用できるコマンドは、限定されますが、実機に近い操作ができるようになりました。シミュレーション問題の内容も、実機による設定にある程度、精通していないと答えにくい内容だったのを記憶しています。
人によって感じ方は、違うのでしょうが、管理人は、「640-801」試験は、問題の難易度と試験時間が90分というバランスが最も取れていた試験だったと思っています。
市販される問題集が充実しているのも、このバージョンになります。少し古い内容ですが、「640-801」の試験範囲であるCatalyst1900スイッチに関する問題とISDNを除外すれば、現行の試験でも通用します。
下の問題集は、管理人が愛用した問題集です。この問題集は、問題集という枠におさまらず、テキストとしても利用できるぐらい詳しく丁寧に解説されています。続編が発売されるのを期待していますが、なかなか発売されません。
少し古い書籍ですが、この問題集だけは、手放す気はありません。
少しでも問題をたくさん解いて、問題慣れをしておきたい方は、古いバージョンの問題集を安く購入して、たくさん問題を解いて問題慣れしておくことをお勧めします。
<関連コンテンツ>
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●CCNA試験の歴史
●CCENT試験とは
●CCNA受験体験記(640-407)
●CCNA受験体験記(640-607)
●CCNA受験体験記(640-801)
●CCNA受験体験記(640-802)
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