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◆オートネゴシエーションとは
※動作確認は、Catalyst2950スイッチで確認しています。コマンド、出力結果、動作は、機種、IOSのバージョンで異なる場合があります。
資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。
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◆オートネゴシエーションとは
イーサネットには、10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-Tのように通信速度が違う規格があり、それぞれに半2重通信、全2重通信といった通信モードがあります。
やっかいなことに、接続する機器間で通信速度と通信モードを揃えておく必要があり、両側で同じ設定にしておかなければ、正常な通信ができません。
機器間の接続ごとに通信速度と通信モードを揃えるのはとても大変な作業です。そこで、オートネゴシエーション(Auto-Negotiation)という仕組みが考えられています。
オートネゴシエーションは、接続している機器間で通信速度(10Mbps/100Mbps/1Gbps)と通信モード(半2重/全2重)を交渉して、最適なモードに自動設定してくれる仕組みです。
例えば、自分のインタフェースの通信速度が100Mbpsで、通信モードが全2重をサポートしており、相手側のインタフェースが100Mbpsの全2重モードをサポートしていれば、両側のインタフェースで、100Mbpsの全2重モードに自動的に切り替えてくれます。
このように自動(Auto)で、交渉(Negotiation)して、お互いにとって最速な動作のとなる通信速度と動作モードで切り替えてくれるので、大変便利なの機能なのですが、実は問題もあります。
それは、機器間で通信モード(半2重/全2重)の設定が合わないという状況が、発生してしまうのです。片方がの通信モードが半2重、もう片方の通信モードが全2重となるケースが、しばしば発生してしまいます。
具体的には、片方がオートネゴシエーション機能を有効にし、もう片方でオートネゴシエーション機能を無効にし、固定的に通信速度を100Mbpsの全2重に設定している時などに、この現象が発生する場合があります。
その原因は、オートネゴシエーションの動作の仕組みに関係があります。
「RSTPの設定例2(その3)」 ← 前項 | 次項 → 「オートネゴシエーションの仕組み(その1)」
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