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◆SDMとは
※動作確認は、Cisco2500、Cisco1720、Cisco1721、Cisco2611、Cisco2650、Cisco3620シリーズのルータ、Catalyst2900、Catalyst2950シリーズのスイッチなどで確認しています。コマンド、出力結果、動作は、機種、IOSのバージョンで異なる場合があります。
資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。
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◆SDMとは
新しいCisco技術者認定資格(CCENT,CCNA,CCNP)では、SDMが試験範囲に入りました。できることなら、このSDMを体験しておくことをオススメします。
SDMとは、「Cisco Router and Security Device Manager」の略で、ルータのHTTP/HTTPSサーバー機能を使用して、WebブラウザからのGUIによる操作が可能なJava
ベースのデバイス管理ツールです。
家庭用のブロードバンドルータをWebブラウザで設定するのをイメージするとSDMがどんなものか想像しやすいと思います。SDMは、それをさらに進化させたようなものです。
Cisco IOSの複雑なコマンド操作を可能にしています。
下の図が、SDMです。Web上で簡単に設定することができます。

↑上の画像をクリックすると別画面で開きます↑ |
このSDMは、ルータにインストールすることも、PC側にインストールすることもできます。
世の中の流れは、玄人志向のCUIによる設定ではなく、Webブラウザをインタフェースとする手軽で簡単な設定へと趣向が移っています。
今までも、WebブラウザによるGUI操作が可能でしたが、設定の確認や動作状況の確認程度が行える程度で、満足のゆく設定を行うことはできませんでした。
Cisco製品は、家庭用ブロードバンドと異なり、ビジネス用の本格的なネットワーク機器です。設定するには、どうしても専門的な知識が必要になりますし、コマンド自体も複雑です。Webブラウザで簡単に設定するには、少々無理があったのかもしれません。
しかし、Ciscoも世の中の流れを意識したのか、WebブラウザによるGUI設定に力を入れてきました。そんな中で登場したのがSDMです。
SDMは、Ciscoの気合とプライドを感じさるデバイス管理ツールです。とても洗練されたインタフェースを持っており、複雑だったコマンドも直観的な操作で簡単に設定できるようになっています。
GUIの設定ながら、かなり融通の効く設定が行えるようになっています。
SDMを体験してみたい方は、シミュレータソフトでも体験できます。
シミュレータについては、こちらで紹介しています。 → 「CCNAシミュレータ」
SDMにおけるルータの設定例や操作方法については、こちらで紹介しています。 → 「SDMで設定する」
◆SDMの特徴
●Webによる直観的な操作で簡単に設定が行える。
初心者でも、簡単に設定できるウィザード形式で設定を行うことができるようになっています。
●日本語にも対応しており、オンラインヘルプとチュートリアルも充実しています。
●CPU、メモリ、帯域等の監視も行える。
SDMは、初心者には敷居の高かった複雑なルータの設定を 手軽な操作で、設定を可能にするインタフェースを提供するすぐれた管理ツールなのです。
次の「SDMの紹介」では、DNS機能を無効にする方法を紹介します。
<ネットワーク資格の練習問題に挑戦> ●CCNA練習問題に挑戦!(650問)
●Network+練習問題に挑戦!(393問)
●テクニカルエンジニア(ネットワーク)試験
◆Cisco実機で学ぶ(CCNAスイッチ編) |
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<関連コンテンツ>
・SDMとは
・SDMの紹介
<関連メニュー> ●CCNA実機で学ぶ
●CCNP実機で学ぶ ●アライドテレシス実機で学ぶ
●TCP/IP入門・無料ネットワークツール
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