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◆RIPの設定(その3)

※動作確認は、YAMAHA RTX1000ルータで確認しています。コマンド、出力結果、動作は、機種、ファームウェアのバージョンで異なる場合があります。
 資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。



◆RIPの設定(その3)

RIPの設定(その2)」の続きです。

 RIPの設定は、「rip use on」コマンドだけで、RIPによるルーティングが可能になり、簡単にRIPルーティングの設定が行えるわけですが、RIPの動きをもっと細かく制御することもできます。ここでは、その制御を行うコマンドやセキュリティを高めるコマンドを紹介してゆきます。


◆RIPに関して信用できるゲートウェイの設定

 セキュリティを高めるために、RIPに関して信用できる、あるいは信用できないゲートウェイを設定することができます。

構文は、以下の通りです。

# ip <interface> rip trust gateway [except] <gateway_list>

<「except」キーワードを指定しない場合>

列挙したゲートウェイを信用できるゲートウェイみなして、それらからのRIPアップデートだけを受信します。

<「except」キーワードを指定した場合>

 列挙したゲートウェイを信用できないゲートウェイとし、それらを除いた他のゲートウェイからのRIPアップデートだけを受信するようになります。

[設定値及び初期値]

●interface
[設定値] : LAN インタフェース名

●gateway_list
[設定値] : IP アドレスの並び(10個以内)


◆RIPによる経路の優先度の設定

ルータが学習した経路のうち、どの経路情報をルーティングテーブルに採用するかは優先度により決めています。

 経路の優先度は、1以上の数値で表現され、数字が大きい程、優先度が高いと評価されます。例えば、スタティックとRIPなど複数のプロトコルで得られた経路がある場合は、優先度が高いスタティック経路の方が採用されます。

 それは、スタティック経路の優先度は、10,000で固定であり、RIPの優先度の初期値は1,000で、スタティック経路の方が優先度が高いからです。

もしも、優先度が同じ場合に、どの経路が優先されるかですが、時間的に先に採用された経路が有効となります。

コマンドは、以下の通りです。

# rip preference <preference>

[設定値及び初期値]

●preference
[設定値] : 1 以上の数値
[初期値] : 1000


◆RIPパケットの送信に関する設定

指定したインタフェースに対し、RIPアップデートを送信するか否かを設定することができます。

「version version」で、送信するRIPアップデートのバージョンを指定します。

# ip <interface> rip send <send> [version version [broadcast]]

[設定値及び初期値]

●interface
[設定値] : LAN インタフェース名
[初期値] : -

●send
[設定値] :
設定値 説明
on RIPパケットを送信する
off RIPパケットを送信しない
[初期値] :
 off (トンネルインタフェースの場合)
 on (その他のインタフェースの場合)

●version
[設定値] : 送信するRIP のバージョン(1,2)
[初期値] : 1(トンネルインタフェース以外の場合)

●broadcast
. [設定値] : ip interface address コマンドで指定したブロードキャストIPアドレス


◆RIPパケットの受信に関する設定

指定したインタフェースに対し、RIPアップデートを受信するか否かを設定することができます。

 「version version」で、受信するRIPのバージョンを指定します。指定しない場合は、RIPv1、RIPv2の両方を受信します。

# ip <interface> rip receive <receive> [version version [version]]

[設定値及び初期値]

●interface
[設定値] : LAN インタフェース名

●receive
[設定値] :
設定値 説明
on RIPパケットを受信する
off RIPパケットを受信しない
[初期値] :
 off (トンネルインタフェースの場合)
 on (その他のインタフェースの場合)

他にも、RIPの動作を制御するコマンドがありますが、ここでは割愛します。

次の「RIPの設定(その4)」では、ここで紹介したコマンドを使ってRIPの動作を制御してゆきます。

RIPの設定(その2)」 ← 前項 | 次項 → 「RIPの設定(その4)





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