@network Cisco・アライド実機で学ぶ > YAHAMAルータ実機で学ぶ > OSPFの設定(その1)

 Amazon
@network Cisco・アライド実機で学ぶ
◆OSPFの設定(その1)

※動作確認は、YAMAHA RTX1000ルータで確認しています。コマンド、出力結果、動作は、機種、ファームウェアのバージョンで異なる場合があります。
 資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。



◆OSPFの設定(その1)

ここでは、YAHAMAルータでOSPFネットワークを構築してゆきます。

まず、OSPFの設定で使用するコマンドを紹介してゆきます。


◆OSPFを有効にする

OSPFを有効にするには、「ospf use」コマンドを使用します

いずれかのインタフェースに、セカンダリアドレスを割り当てた場合、OSPF を使用することはできません。

# ospf use <use>

[設定値及び初期値]

●use
[設定値] :
設定値 説明
on OSPFを使用する
off OSPFを使用しない
[初期値] : off


◆OSPFによる経路の優先度設定

 OSPFの経路の優先度を指定するには「ospf preference」で設定します。優先度は、1以上の数値で指定し、数字が大きい程、優先度が高いと評価されます。

 OSPFやRIPなど複数のプロトコルで得られた経路がある場合、優先度が高いルーティングプロトコルで学習された経路が採用されるようになっています。OSPFのデフォルトの優先度は、「2000」です。

# ospf preference <preference>

[設定値及び初期値]

●preference
[設定値] : OSPF による経路の優先度(1以上の数値)
[初期値] : 2000


◆OSPFのルータID設定

 特にルータIDを指定しない場合は、LAN インタフェースの中でインタフェースの若いものから順にサーチして、プライマリIPアドレスが付いているインタフェースのIPアドレスをルータID とします。

インタフェースは、以下の順番でサーチされます。

LAN1 → LAN2 → ... → LANn → ...

 例えば、LAN1に「192.168.1.1/24」、LAN2に「192.168.2.1/24」を割り当てている場合のルータIDは、「192.168.1.1」となります。
※何度が試しましたが、初めに見つけたIPアドレスがルータIDとなるみたいです。マニュアル等に詳しい説明がないため、自信はありませんが管理人は、このように理解しています。

OSPFのルーターIDを指定するには、「ospf router id」コマンドを使用します。

# ospf router id <router-id>

[設定値及び初期値]

●router_id
[設定値] : IPアドレス

【補足】

 通常「ospf router id」コマンドでは、インタフェースに割り当てているIPアドレスをルータIDとして設定します。インタフェースに割り当てていない、IPアドレスを指定することもできますが通常は、このような設定は行いません。

 YAMAHA RTルータでは、インタフェースがダウンして、インタフェースに割り当てられたIPアドレスへ、たとえ到達できないとしても、他のインタフェースから通達できるものとしています。

 そのため、Ciscoルータでは、ダウンすることのないループバックアドレスにルータIDとしてのIPアドレスを割り当てるというテクニックをYAMAHAルータでは、使用しません。
※マニュアル等に詳しい説明がないため、自信はありませんが管理人は、このように理解しています。

◆OSPFエリア設定

OSPFエリアを指定するには、「ospf area」コマンドで設定します。

# ospf area <area>

[設定値及び初期値]

●area
[設定値] :
設定値 説明
backbone バックボーンエリア
IPアドレス表記 (0.0.0.0 は不可 ) 非バックボーンエリア


◆指定インタフェースのOSPFエリア設定

 指定したインタフェースの属するOSPFエリアを設定するには、「ip <interface> ospf area <area>」コマンドで指定します。

# ip <interface> ospf area <area>

[設定値及び初期値]

●interface
[設定値] : LAN インタフェース名、LOOPBACK インタフェース名

●area
[設定値] :
設定値 説明
backbone バックボーンエリア
1以上の数値 非バックボーンエリア
IP アドレス表記 (0.0.0.0 は不可 ) 非バックボーンエリア
[初期値] : インタフェースは、OSPFエリアに属していない。


◆OSPFの有効設定

 OSPF 関係の設定を有効にする。OSPF 関係の設定を変更したら、設定を保存して、ルータを再起動するか、あるいは、「ospf configure refresh」コマンドを実行しなければなりません。

# ospf configure refresh

次の「OSPFの設定(その2)」では、ここで紹介したコマンドを使って、OSPFネットワークを設定してゆきます。

OSPFとは(その2)」 ← 前項 | 次項 → 「OSPFの設定(その2)





<ネットワーク資格の練習問題に挑戦>
CCNA練習問題に挑戦!(650問)
Network+練習問題に挑戦!(393問)
テクニカルエンジニア(ネットワーク)試験
◆Cisco実機で学ぶ(CCNAルータ編)

ルータの概要・基本操作・設定1 (17項目)
ルータの概要・基本操作・設定3 (22項目)
IGRP・EIGRPの設定 (18項目)
アクセスリスト・ACLの設定 (14項目)
NAT・DHCPの設定 (8項目)
ルータの概要・基本操作・設定2 (17項目)
RIPv1・RIPv2の設定 (14項目)
OSPFの設定・デフォルトルートの伝播(16項目)
WANの設定 (10項目)
ARP・RARP・Proxy ARP(12項目)
◆Cisco実機で学ぶ(CCNAスイッチ編)

スイッチの基本操作・設定 (14項目)
VTP・スパニングツリーの設定 (12項目)
MACアドレスの管理・VLANの設定 (12項目)

◆アライドテレシス実機で学ぶ

基本操作・設定 (11項目)
OSPFの設定 (9項目)
ポリシールーティング・VRRPなど (12項目)
VLAN・マルチホーミング・RIPの設定 (10項目)
STP・ポートトランキングなど (14項目)

<関連メニュー>
CCNA実機で学ぶ
CCNP実機で学ぶ
CCENT(ICND1)実機で学ぶ
ICND2実機で学ぶ
SDMで設定する(Cisco実機で学ぶ)
CCENT・CCNA無線実機で学ぶ
アライドテレシス実機で学ぶ
YAMAHAルータ実機で学ぶ
TCP/IP入門・無料ネットワークツール
PLCでホームネットワーク構築

Copyright(c)2006- @network Cisco・アライド実機で学ぶ All rights reserved.