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◆QoS・優先制御の仕組・CQ

※ネットワークの学習は、TCP/IPを学ぶことから始めることをオススメします。TCP/IPは、今日のLANやインターネットを支えている重要な技術になっています。ここでは、これからネットワークを学ぼうとする方に必要なネットワークの用語やテクノロジーの紹介、そして、TCP/IPプロトコルの基礎知識を中心に説明してゆきます。
 資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。

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◆QoS・優先制御の仕組・CQ

 PQでは、優先度の低いパケットが長時間、送り出されないことがあり、通信のコネクションが切断されることがあります。優先度の低いパケット一定の割合で送り出されるように工夫した優先制御機能を備えたCQと呼ばれる技術が開発されています。


◆CQ(Custom Queing)とは

 CQでは、キューの優先度を「重み」に置き換えて処理してゆきます。具体的には、以下のようにパケットを処理してゆきます。

 CQにおいても、PQと同様に、入力インタフェースに到着したパケットを優先度に応じたキューに振り分けてゆきます。この時、整理番号(SN:シーケンスナンバー)を計算して、パケットに整理番号を付けておきます。

整理番号の計算方法は、下の式の通りです。

【整理番号の計算方法】

(パケットの長さ)÷(優先度)+(同じキューで待っている最終パケットの整理番号)

※待っているパケットがない場合は、処理中のパケットの整理番号

 例えば、現在処理中のパケットの整理番号が100で、1,500バイトのパケットが優先度50のキューに到着したとき、1,500を50で割った30に100を加えた130が整理番号になります。

 その後で、さらに、1,300バイトのパケットが優先度50のキューに到着したときは、同じキューで待っている最後のパケット整理番号である130に26を加えた156が整理番号となります。


 出力インタフェースに送り出すときには、各キューから整理番号の小さな値から順にパケットを取り出してゆきます。そうすることで、優先度の低いパケットも少しずつ送り出されるようになります。

 しかし、この処理は、複雑でルータへの負担が大きくなることから、各ベンダーのルータでは、もっと簡略化した処理で実装している製品もあります。

 例えば、各キューに上限値を設けて、その値に達したら、そのキュー内にあるパケットを全て送り出す方式や、パケットの長さを考慮せず、単純に優先度の重みに応じて、送り出すパケット量を調整する方式があります。

 これらの方式の場合、設定値を試行錯誤しながら、調整した値を設定してゆかないと、期待したようなQoSの効果を得ることができない場合があります。

QoS・優先制御の仕組・PQ」 ← 前項 | 次項 → 「QoS・優先制御の仕組・PQ+WFQ



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