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◆DHCPの仕組み詳細(その8)

※ネットワークの学習は、TCP/IPを学ぶことから始めることをオススメします。TCP/IPは、今日のLANやインターネットを支えている重要な技術になっています。ここでは、これからネットワークを学ぼうとする方に必要なネットワークの用語やテクノロジーの紹介、そして、TCP/IPプロトコルの基礎知識を中心に説明してゆきます。
 資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。

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◆DHCPの仕組み詳細(その8)

ここでは、DHCPのメッセージフォーマットと各フィールドの内容を説明してゆきます。


◆DHCPのメッセージフォーマット

DHCPメッセージのフォーマットは、下図の通りです。


DHCPメッセージの各フィールドの内容は、下記の通りです。

●DHCPのメッセージの主要項目
フィールド Name
説明
op
(1バイト)
OpCode パケットが要求と応答のいずれであるかを識別する。
htype
(1バイト)
ハードウェア
タイプ
ハードウェアアドレスのタイプを指定します。
hlen
(1バイト)
ハードウェア長 ハードウェアアドレス長を指定する。
hops
(バイト)
ホップ クライアントが0を設定し、要求がルータを経由する度に値がインクリメントされる。
xid
(4バイト)
トランザクション
ID
クライアントによって選択されたランダムな数字。DHCPメッセージは全て同じxidが設定される。
secs
(2バイト)
DHCPプロセスが開始されてからの経過した秒数が設定される。
flags
(2バイト)
フラグ メッセージが、ブロードキャストなのかユニキャストなのかを指定する。
ciaddr
(4バイト)
クライアント
IPアドレス
Bound,Renew,Rebinding状態のように、クライアントが自身のIPアドレスを知っている時のみ使用される。
yiaddr
(4バイト)
相手先
IPアドレス
クライアントIPアドレスが、0.0.0.0の場合、DHCPサーバはオファーされたクライアントIPアドレスをこのフィールドに設定する。
siaddr
(4バイト)
サーバ
IPアドレス
クライアントがDHCPサーバのIPアドレスを知っている場合は、このフィールドにDHCPサーバのIPアドレスを設定する。それ以外では、DHCPサーバからのDHCPOFFER、DHCPACKで使用される。
giaddr
(4バイト)
ルータ
IPアドレス
ゲートウェイIPアドレス、DHCP/BOOTPリレーエージェントによって設定される。
chaddr
(16バイト)
クライアント
MACアドレス
DHCPクライアントのMACアドレス。
sname
(64バイト)
サーバ名 オプションのサーバホスト名。
file
(バイト)
ブートファイル名 ブートファイル名。
options
(可変長)
オプション パラメータ DHCPサーバが提供するオプションのパラメータ。

 DHCPにおいては、snameやfileなどの巨大なフィールドは、あまり意味を持ちません。このフィールドは、BOOTPの拡張という立場を守るために用意されています。

 次の「DHCPの仕組み詳細(その9)」では、DHCPDISCOVER、DHCPOFFER、DHCPREQUEST、DHCPACKの各フレームの中身を説明します。

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