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◆メール中継の歴史

※ネットワークの学習は、TCP/IPを学ぶことから始めることをオススメします。TCP/IPは、今日のLANやインターネットを支えている重要な技術になっています。ここでは、これからネットワークを学ぼうとする方に必要なネットワークの用語やテクノロジーの紹介、そして、TCP/IPプロトコルの基礎知識を中心に説明してゆきます。
 資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。

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◆メール中継の歴史

電子メールの歴史は古く、UUCPの時代からあります。

 UUCPとは、UNIX端末同士が電話回線を使用してファイルの転送するのに利用するプロトコルで、電話回線上をバケツリレー式でファイルを交換し合うことで通信を行います。

 電子メールは、もともと、UUCPをを利用して網内にあるSMTPサーバをバケツリレー方式で転送してゆく仕組みになっていており、自分が送ったメールは、直接相手に届くのではなく、まずは隣のSMTPサーバへ、そして、その隣のSMTPサーバへと、この動作を繰り返すことで宛先に届けられる仕組みを取っていました。


イメージ的には、こんな感じで、隣同士のSMTPサーバ間でメールを交換しています。


 バケツリレーを行うということは、メールの中継を誰にでも許可しておかなければなりません。つまり、電子メールは善意の中継で成り立っており、利用者認証の機構を持っていないということです。

 インターネットの黎明期は、主に研究や学術目的で使用されていたため、ある意味善意の中継が成り立ちましたが、今や誰もがインターネットを利用する時代となっており、利用者が多くなれば、悪意を持った利用者も増えてくるわけで、善意の中継が成り立たなくなっています。

 現在のTCP/IP全盛の時代では、MTAが宛先ドメインのMXレコードを調べて、直接相手のMTAへSMTP通信を行うのが一般的になっていますが、SMTPリレー機能が有効になっているSMTPサーバや、いまだに、バケツリレーで配送するSMTPサーバもあり、バケツリレーで配送されるメールもあります。

 バケツリレー方式では、SPAMメールの中継のために悪用されるケースが頻発しています。SPAMメールが送られるそもそもの理由は、宣伝のお金をほとんどかけることなく宣伝ができるからです。

 電話勧誘にしろ、FAXにしろ、郵便にしろ、宣伝するにはお金がかかります。しかし、SPAMメールを中継すれば、手間をかけずに多くの人に宣伝できます。しかも、お金をほとんどかけずにすむのですから。

 何事もエスカレートするように、今では、インターネット上に流れるトラフィックのほとんどが、このSPAMメールのトラフィックだと指摘する声もあります。トラフィックの70%とも80%とも言われています。

そのため、メールサーバには、利用者制限を施す手法がいくつか考えれれています。

電子メール(S/MIMEとPGP)」 ← 前項 | 次項 → 「電子メール(IPアドレスで制限する)



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