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◆公開鍵暗号方式とは
※ネットワークの学習は、TCP/IPを学ぶことから始めることをオススメします。TCP/IPは、今日のLANやインターネットを支えている重要な技術になっています。ここでは、これからネットワークを学ぼうとする方に必要なネットワークの用語やテクノロジーの紹介、そして、TCP/IPプロトコルの基礎知識を中心に説明してゆきます。
資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。
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◆公開鍵暗号方式とは
公開鍵暗号方式では、利用者1人のごとに秘密鍵と公開鍵という鍵のペアを作ります。
秘密鍵は、自分だけの秘密の鍵で、作成してからその鍵ペアを使わなくなるまで誰にも見られないようにしておく鍵です。
公開鍵は、名前の通り、不特定多数のユーザーにに対して公開する鍵のことです。公開する方法には、いくつか方法があります。
・公開鍵検索サーバに登録する方法
・自分のホームページで公開する方法
・メールで送る方法
・CA(認証局)を利用する方法
このペアになっている2つの鍵の特徴は以下の通りです。
・公開鍵で暗号化したデータは、そのペアの秘密鍵でしか復号することができない。
・秘密鍵で暗号化したデータは、そのペアの公開鍵でしか復号することができない。
暗号化は、一方通行となっており、元に戻すには、ペアとなっている相方の鍵でしか複合することができないようになっています。
どちらの鍵を使っても暗号を行うことができるのですが、公開鍵暗号方式では、公開鍵を使って、暗号化を行うようになっています。
送信者は、受信者の公開鍵で暗号化したものを受信者へ送信します。送信者は、何らかの方法で、相手(受信者)の公開鍵を取得しておく必要があります。
受信者は、自分(受信者)の秘密鍵で複合化を行い平文に復元します。
このように、公開鍵暗号方式では、暗号化する鍵と複合化する鍵を使い分けることで、暗号化と複合化を実現しています。
「共通鍵暗号方式における鍵の数」 ← 前項 | 次項 → 「公開鍵暗号方式における鍵の総数」
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