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◆HDLC

※ネットワークの学習は、TCP/IPを学ぶことから始めることをオススメします。TCP/IPは、今日のLANやインターネットを支えている重要な技術になっています。ここでは、これからネットワークを学ぼうとする方に必要なネットワークの用語やテクノロジーの紹介、そして、TCP/IPプロトコルの基礎知識を中心に説明してゆきます。
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◆HDLC

 HDLCは、High-Level Data Link Controlの略です。ハイレベルデータリンク制御手順とも呼ばれます。ISOによって標準化されたデータリンク層のプロトコルで、専用線や回線交換で使用されています。

 ポイントツーマルチポイントにおける通信が可能ですが、現在では、ABM(Asynchronous Balanced Mode)を使ったポイントツーポイントでの通信で使用されています。

 HDLCは、各種のプロトコルの原型になっており、X.25、ISDNのレイヤ2プロトコル、フレームリレーやPPPの手順の原型となっています。

 同期方式としてフラグ同期を使用し、フレームの先頭と最後にフラグシーケンス「01111110」の8ビットが付加されてフレームが送信させるようになっています。

 また、誤り検出のため、16ビットのFCSフィールドが定義されており、検出方式には、CRC方式を採用されています。この仕組みにより、複数ビットに及ぶバースト誤りも検出することができます。

下の図は、HDLCフレームのフォーマットです。


フィールド名 説明
フラグシーケンス フレームの始まりと終わりを示す「01111110」。送信側では5つの連続した1が出現した場合、6ビット目に強制的に0を挿入するようになっています。受信側では、この0は取り除き上位層に渡します。
アドレス部 アドレスフィールド
制御部 制御フィールド
FCS フレームチェックシーケンス。誤り検出の為に使用されます。

 上図を見れば気づくと思いますが、HDLCヘッダには、ネットワーク層プロトコルを識別するための情報が入っていません。これを補完する為に、HDLCは各ベンダーごとに独自の実装を行っています。そのため、ベンダー間の通信ができないのが一般的です。

例えば、Ciscoルータでは、Cisco HDLCを採用しており、ISO標準のフレームフォーマットとは、少し違います。


 HDLCは、ベンダーごとに仕様が異なっている場合があるので、ベンダー間の通信では、PPPなどの別のプロトコルでカプセル化を行う必要があります。

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