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◆CCNA実習環境を整える

 資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。

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◆CCNA実習環境を整える

 一昔前であれば、CCNA試験の範囲を実機で学習するには、ルータが数台あれば、ISDNを除いて学習可能でした。しかし、今では、試験の出題範囲が広がってルータ数台だけでは、学習範囲をカバーするのが難しくなってきています。

 CCNA試験では、スイッチに関するトピックが増えてきており、それに伴い、スイッチに関する問題も増えてきています。と言うことで、ルータ以外にもスイッチが最低でも2台は必要です。

 実機で実習環境を整えるとなると、ルータやスイッチ以外にも、それらをつなぐケーブルも必要になってきますし、機種によっては、MAU(トランシーバ)も必要になっています。試験範囲をある程度網羅した実習環境を整えたいと考えるならば、それなりの金額が必要です。

【最低構成】
※CCNA試験の全ての範囲を網羅できるわけではありません。
Cisco ルータ × 3台
Catalyst  スイッチ × 2台
コンソールケーブル × 1本
Back to Backシリアルケーブル × 2本
UTPケーブル(ストレート) × 数本
UTPケーブル(クロス) × 数本

●ルータ
まず、ルータですが、

Cisco 1600 SERIES
Cisco 1700 SERIES
Cisco 2500 SERIES

が候補にあがります。

 流通量が多く、最もコストパフォーマンスに優れるのは、『Cisco 2500 SERIES』です。インタフェースの数も多く、新たにモジュールを追加する必要がありません。難点とあげると、AUIポートをEthernetポートとして使うために、変換トランシーバ(MAU)が必要になることです。

 『Cisco 1600』は、かなり値崩れをおこしています。形状が、丸みを帯びているので、重ね置きができないこと、電源がアダプタなのでかさばることが難点です。

 『Cisco 1700』は、1台は、手に入れたいところです。FastEthernetが装備されIEEE 802.1Q VLAN ルーティングをサポートしているモデルを入手できれば、VLAN間ルーティングの実習が可能になります。

ちなみに、管理人は、下のルータを落札しました。

Cisco 2501:1,200円で落札
2serial,1Ehter
Cisco 1720:7,250円で落札
2serial,1FastEther

 安いからといって、ジャンク品扱いのものを購入するのは、あまりオススメできません。上の『Cisco 2500』は、ジャンク品を購入したのですが、パスワードがかかっていてパスワードリカバリーをしなければ使えませんでした。それ以外は、問題なかったのですが、ジャンク扱いのものは、壊れて動かないものもありますので注意して下さい。商品だけでなく送料や振込み手数料も無駄になってしまいます。

●スイッチ
 予算的に可能であれば、『Catalyst 2950 SERIES』を手に入れるのが好ましいです。管理者の場合、予算の都合上、はじめは、『Catalyst 2900 SERIES XL』から使用し、後で『Catalyst 2950 SERIES』を入手しました。VLANの実習は、CCNA試験では、必須なので何台か手に入れておきたいところです。

 スイッチは、電源がないので基本的に電源のON/OFFは、コンセントの抜き差しになります。また、ルータと違って、FANの音が結構、気になります。

◆シミュレータで実習環境を整える
なるべく安く、CCNA試験環境を整えたいのであれば、シミュレータで実習環境を整えるのもよいかもしれません。

シミュレータに関しては、こちらを参考にしてみて下さい。 → 『シミュレータを使う


 まったく実機と同じというわけではありませんが、CCNA試験に必要なコマンドのほとんどがサポートされています。シミュレータのよいところは、実機と違ってインターフェースの数、ケーブルの数、ルータ、スイッチの数を気にしなくても、好きなだけ配置して演習できるところです。つまり、スケールの大きいネットワークの構築実習に気軽にチャレンジできます。

 実機でCCNA試験環境を整えるより、安く試験環境を整えることができますが、シミュレータも約2.8万円します。これだけあれば、中古の実機が何台か購入できます。

 実機でCCNA試験環境を構築するのか、シミュレータで試験環境を構築するのかは、好みが分かれてくると思います。

【実機のメリット】
・実機を操作し設定した方が印象に残り易い
・現場に出た時に役立つ
・次へのステップアップであるCCNPへの実習環境に移行し易い

【シミュレータのメリット】
・効率よく学習できる
・ハード固有のトラブルと無縁である
・他のハードウェアやIOS、ケーブルを用意する必要がない

ちなみに、管理人は、シミュレータを所有しております。手軽にCCNA試験の学習には役に立ちました。



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