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◆Yahoo!オークションを利用する
資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。
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◆Yahoo!オークションを利用する
オークションと言えば、『Yahoo!オークション』。知らない人はいないでしょう。日本最大規模のオークションです。欲しい物の大抵がここで調達できるぐらいの品揃えです。出品数は半端じゃありません。
目的の商品を見つけるには、ルータやスイッチなどの実機の名前で検索するわけですが、実機の名前をご存知でない方は、とりあえず、
『Cisco』,『アライドテレシス』などで検索してみて下さい。とりあえず、『Cisco』で検索してみると、700〜1,000点ぐらい商品が検索されます。ちょっとこれだと目的の商品を見つけるのに一苦労なので、機種を限定して検索してみましょう。
Cisco機器でオススメなのは、値段が手頃な下の機種です。他にもラインナップがありますが、まだまだ、個人で購入できるほど値段が下がっていません。
Cisco 1600
Cisco 1700
Cisco 2500
Cisco 2600
Cisco 3600
Catalyst 1900
Catalyst 2900
Catalyst 2950
ここで、気をつけてもらいたいのは、上のシリーズ名で検索しても全ての商品が検索されないということです。出品されている商品名に、シリーズ名が入っていれば検索されますが、商品名が、モデル名のみで出品されている商品だと当然ですが検索されません。
例えば、『Cisco 2500シリーズ』だと
Cisco 2501〜2504:ISDNなどを介した遠隔地のLAN間接続
Cisco 2505, 2507, 2516:10BASE-T Hub機能内蔵ハブレット
Cisco 2509〜2512:非同期端末サーバ機能内蔵アクセスサーバ
Cisco 2513〜2515:ローカルLAN間接続機能搭載リモートルータ
と、こんなにたくさんのモデルがあるのです。
ざっくり検索して、値段が手頃で欲しい商品が見つかったら、モデルを指定して検索してみましょう!
◆入札する前の確認事項
欲しい商品が見つかったら入札して行くわけです。一番高く入札した人が落札者となるのですが、入札する前に、確認すべきことがあります。
●出品者の評価を確認する
まず、出品者の評価を確認しておきましょう。出品者は、実にいろいろな人がいるということです。個人の方から企業の方、お店の方と様々です。
落札者の評価が確認できるようになっているので、必ず確認しておきましょう!例え安かったとしても快い取引ができなければ、後々トラブルになって面倒です。
●商品の説明文をよく読む
商品の概観だけにとらわれるのではなく、ちゃんと動作することや性能を確認しておくことが大切です。後々、買わなきゃよかった!なんてことにならないように商品の説明をよく読んでおきましょう。
Cisco製品だと大抵は、 『show version』の出力が載せられています。
この『show version』コマンドの出力結果を確認しておきます。赤字のところが特に重要です。
Router>sh ver
Cisco Internetwork Operating System
Software
IOS (tm) C1700 Software (C1700-Y-M), Version 12.1(2)T, RELEASE
SOFTWARE (fc1)
Copyright (c) 1986-2000 by cisco Systems, Inc.
Compiled Tue
16-May-00 13:26 by ccai
Image text-base: 0x800080DC, data-base:
0x80602D8C
ROM: System Bootstrap, Version 12.0(3)T, RELEASE SOFTWARE
(fc1)
Router uptime is 0 minutes
System returned to ROM by
power-on
System image file is "flash:c1700-y-mz.121-2.T.bin"
cisco 1720 (MPC860) processor (revision 0x501) with 12288K/4096K bytes of memory.
Processor board ID *********** (**********), with hardware revision
0000
M860 processor: part number 0, mask 32
Bridging software.
X.25
software, Version 3.0.0.
1 FastEthernet/IEEE 802.3 interface(s)
2
Serial(sync/async) network interface(s)
32K bytes of non-volatile
configuration memory.
4096K bytes of processor board System flash
(Read/Write)
Configuration register is 0x2102 |
IOSのバージョン、メモリの容量、インタフェースの種類や数が確認できます。
上の例だと
IOS : c1700-y-mz.121-2.T.bin
IOSとは、ルータやスイッチを動かしているOSのことで、ルータやスイッチの性能に大きく左右してくるものです。
Flash : 4096K
Flashは、IOSを格納するためのメモリです。ある程度大きい容量がないとIOSをアップグレードする際に容量不足になります。
●インタフェースの形状を確認する
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DB60 |
スマートシリアル |
特に、シリアルインタフェースについては、商品の画像をよく見ておきましょう。コネクタの形状が違うと繋げるケーブルも変わってきます。
◆Yahoo!オークションで落札する
欲しい商品が見つかったら、入札して落札してゆくわけですが。オークション参加資格があれば、直ぐに入札できますが、はじめてオークションに参加する方は、自分がオークションに参加する資格があるか確認して下さい。入札する前に、オークションに参加資格がないのであれば、手続きが必要になってきます。
無料キャンペーンが実施中であれば、『Yahoo!プレミアム会員』に登録しなくても『Yahoo!JAPAN
ID』を取得するだけで、オークションに参加できる場合もあります。無料キャンペーンなどが実施されていなければ、『Yahoo!プレミアム会員』(月額税込294円)に登録する必要があります。
準備ができたら、いよいよ入札です。
適正価格で落札できるよう日ごろから、適正価格を把握しておきましょう。そうすれば、もっと安く落札できたのに・・・と後悔せずにすみます。
落札する前に予算を決めておきましょう。
落札する商品によって条件が変わってくるのですが、商品の値段の他に必要な金額があります。
●普通は送料込みではないので、別途送料がかかります。
●お店や企業から購入する場合、消費税が5%かかります。
●銀行振り込みをする際に振り込み手数料がかかります。
これらの金額も考慮して予算を決めておきましょう!
◆Cisco機器に関して
CCNA試験も試験範囲が広まって扱うルーティングプロトコルが増えてきました。それに伴い、試験範囲を実機を使って学習しようと思うと最低でもルータ3台、スイッチが2台必要です。
CCNPでは、マルチエリアOSPFやBGPも試験範囲です。CCNA以上にルータやスイッチをそろえなければなりません。BGPは、EGPです。EGPの実機演習となると、それなりのルータ数が必要です。マルチエリアOSPFも複数のエリアを扱うわけですから、演習を行うには、それなりにルータの数をそろえなければなりません。
そこで、オススメなルータは、Cisco2500シリーズのルータです。Cisco2500ルータは、中古で安く入手できるコストパフォーマンスに優れたルータです。
必要なインタフェースもオンボードではじめから付いています。他のモデルだと、モジュールを購入して追加しなければなりません。イーサネットに対応させるには、AUIコネクタに接続するトランシーバが必要ですが、モジュールを購入するよりも、安く入手することが可能です。
管理人が、一番安く入手したCisco2500ルータは、1,200円です。もちろん、BGPの動作確認も行えます。オークションで数百円で落札された方もいらっしゃるようです。ルータの相場は、1年を通してかなり変動します。需要が少ない時期を狙うと安く落札できます。
Cisco1600ルータも値崩れしてねらい目と言えばねらい目なのですが、動作スピードに若干ストレスを感じるかもしれません。Cisco2500ルータは、他の上位モデルのルータには、かないませんが、起動するまでの時間もわりと早いので、オススメであると言えます。
<ネットワーク資格の練習問題に挑戦> ●CCNA練習問題に挑戦!(650問)
●Network+練習問題に挑戦!(393問)
●テクニカルエンジニア(ネットワーク)試験
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