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◆固定長サブネット分割の限界

※動作確認は、Cisco2500、Cisco1710、Cisco1720、Cisco1721、Cisco2611、Cisco2650、Cisco3620シリーズのルータ、Catalyst2900、Catalyst2950シリーズのスイッチなどで確認しています。コマンド、出力結果、動作は、機種、IOSのバージョンで異なる場合があります。
 資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。



◆固定長サブネット分割の限界

 ネットワークを分割するサブネット化は、大規模なネットワークでは柔軟性に欠けます。単純なサブネット分割では、分割したサブネットは、全て均等なサイズとなるため、必要以上のIPアドレスを割り当ててしまうことになってしまいます。

 例えば、下図のネットワークで、「192.168.1.0/24」ネットワークをサブネット分割して、サブネットを割り当てる場合を考えてみます。


必要なサブネットの数は、6つです。

 28ホストのネットワーク ・・・ 1つ
 10ホストのネットワーク ・・・ 1つ
 24ホストのネットワーク ・・・ 1つ
 ルータ間          ・・・ 3つ

 一番ホストの数が多いサブネットは、ホストが28台あるサブネットです。ルータのインタフェースのIPアドレスを合わせると29個のIPアドレスが必要となります。

そのため、ホスト部に5ビット以上必要となります。

つまり、必要なサブネット数を満たし、かつ、必要なホスト数を確保するには、「/27」で分割する必要があります。


 しかし、単純なサブネット分割では、全て均等に同じサイズのサブネットしか作成できないため、無駄なIPを割り当ててしまうこととなります。

例えは、ルータ間はルータのインタフェースに割り当てる2つのIPアドレスしか必要ありません。

 サブネット当たりのホスト数は、25-2=30個のIPアドレスがありますから、28個のIPアドレスを無駄にしてしまいます。これが、固定長サブネット分割の限界です。

VLSM(可変長サブネットマスク)を使用すれば、アドレススペースの効率良く使用することができます。

次の「可変長サブネットマスク(VLSM)」では、VLSMについて説明します。

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