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◆IOS起動(0x2102〜0x210F)

※動作確認は、Cisco2500、Cisco1710、Cisco1720、Cisco1721、Cisco2611、Cisco2650、Cisco3620シリーズのルータ、Catalyst2900、Catalyst2950シリーズのスイッチなどで確認しています。コマンド、出力結果、動作は、機種、IOSのバージョンで異なる場合があります。
 資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。


◆IOS起動(0x2102〜0x210F)

 コンフィグレーションレジスタの最後の4ビットが「0010〜1111」の場合、すなわち、ブートフィールドの値が「2〜F」の時、以下の図のような流れで起動します。

ここでは、ブートフィールドの値が「2〜F」の場合の流れを説明してゆきます。

 Ciscoルータのブートプロセスは、慣れるまで理解しにくいかもしれません。分かり易くするため、下に流れ図を載せています。



「boot system」コマンドなしの場合

 「boot system」コマンドの指示が特にない場合、Flash内のIOSで起動して、「startup-config」を読み込みに行きます。

 起動に問題がなければ、ユーザモードになります。その際、プロンプトには、「hostname」コマンドで指定した名前と「>」が表示されます。

●ユーザモード
Router>

IOSの読み込みに失敗すると、Rxboot、ROMモニタでブートを試みるようになっています。


「boot system」コマンドがある場合

 「boot system」コマンドで指示がある場合、その指示に従い、Flash内のIOSもしくは、TFTPサーバ上に置かれたIOSで起動します。


 起動に問題がなければ、ユーザモードになります。その際、プロンプトには、「hostname」コマンドで指定した名前と「>」が表示されます。

●ユーザモード
Router>

IOSの読み込みに失敗すると、Rxboot、ROMモニタでブートを試みるようになっています。

RxBoot(0x2101)」 ← 前項 | 次項 → 「設定の保存時の注意(IOSが消去される)





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