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◆VRRPを設定する(その1)
※動作確認は、CentreCOM8624XLでのみ行っております。他のアライド製品においても類似点が多いと思うので参考になると思います。詳細についてはアライドテレシスのサイトで、ご確認下さい。
 資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。

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◆VRRPを設定する(その1)

レイヤ3スイッチを使用して、VRRPを実際に構築してみます。

内容は、「VRRPとは」の続きです。まだ、お読みでない方は、こちらを先にお読み下さい。

まずは、VRRPを設定するコマンドを把握しておきましょう!


●VRRPを設定するコマンド

ENABLE VRRP

VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)モジュールを有効にする。

CREATE VRRP=vr-identifier OVER=vlan-if IPADDRESS=ipadd [PRIORITY=1..254]

vr-identifier: バーチャルルーターID(VRID。1〜255)
vlan-if: VLANインターフェース(VLAN-nameかVLANvidの形式。nameはVLAN名、vidはVLAN ID)
i
 バーチャルルーターID(VRID)、VLANインターフェース名、バーチャルIPアドレスの指定が必須。同一VLAN上に同じVRIDを持つバーチャルルーターを(異なる筐体上に)作成することで、全体で一つのバーチャルルーターとして機能するようになります。

PRIORITY(プライオリティ)のデフォルト値は、100です。

ADD VRRP=vr-identifier MONITOREDINTERFACE=vlan-if [NEWPRIORITY=1..254]

vr-identifier: バーチャルルーターID(VRID。1〜255)
vlan-if: VLANインターフェース(VLAN-nameかVLANvidの形式。nameはVLAN名、vidはVLAN ID)

 を監視対象インターフェースを指定します。監視対象のVLANインターフェースがダウンすると、バーチャルルーターの優先度が引き下げられます。監視対象インターフェースが再びアップしたときは、優先度も元の値に復帰します。

 1つのバーチャルルーターに対して複数の監視インターフェースが設定し、複数のインターフェースが同時にダウンした場合は、最も小さいNEWPRIORITY値が採用されます。


 それでは、VRRPを用いたネットワークを構築してみましょう。レイヤ3スイッチを3台使用します。今回、SW1、SW4には、レイヤ3スイッチを使用していますが、レイヤ2スイッチや、HUBを使用しても代用できます。その場合は、PC1のデフォルトゲートウェイに、仮想IPの192.168.10.254を指定し、PC2のデフォルトとゲートウェイには、仮想IPの192.168.20.254を指定して下さい。

 SW2、SW3でVRRPを設定します。SW1のデフォルトルートには、仮想IPの192.168.10.254を指定し、SW4には、仮想IPの192.168.20.254を指定します。


 上の構成図は、下のように構築しても演習できます。手元にレイヤ3スイッチが4台ない場合は、下の構成図でチャレンジしてみて下さい。



図1でVRRPを使用したネットワークを構築します。

VRRPの設定で重要なのは、プライオリティの設定です。

PRIORITY(プライオリティ)値の高い方がマスタルータになります。

 SW2がマスタルータになるようにプライオリティを以下の表のように設定します。プライオリティ値のデフォルトの値は、100です。SW2のプライオリティを200に設定します。

プライオリティ VLAN10側 プライオリティ VLAN20側
SW2 200 200
SW3 100 100

これで、PC1からPC2への通信経路は、下の図のように緑の太字の経路をたどるようになります。


PC1 → SW1 → SW2 → SW4 → PC2

の順でパケットは流れます。

続きは、次の「VRRPを設定する(その2)」で、この図1のVRRPネットワークを構築してみます。



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VRRPを設定する(その1)
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