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◆ポートベースVLAN(カスケード接続)
※動作確認は、CentreCOM8624XLでのみ行っております。他のアライド製品においても類似点が多いと思うので参考になると思います。詳細についてはアライドテレシスのサイトで、ご確認下さい。
 資格取得が就職、転職、派遣に有利なのは確かですが、「資格=即戦力」とは言えません。実機を操作して資格取得と同時に就職・転職・派遣後に求められるエンジニア(仕事・ジョブ・ワークの達人)としての即戦力を養いましょう。

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◆ポートベースVLAN(カスケード接続)

 ここでは、「ポートベースのVLAN」を使って、もう一例、設定を紹介します。今度は、スイッチをカスケード接続した際の設定例です。

VLANを設定するコマンドのおさらいです。

ポートにVLANを割り当てるには、

1.VLANを作成する
2.ポートをVLANに所属させる

まず、VLANを作成してから、ポートをVLANに所属させます。


●VLANを作成するコマンド

CREATE VLAN=vlanname VID=2..4094

vlanname: VLAN名(1〜15文字。英数字とアンダースコア(_)、ハイフンを使用可能。ただし、先頭は数字以外。大文字小文字を区別しない)

<パラメータ>
VLAN: VLAN名。この名前はコマンドでの指定を簡単にするためのもので、スイッチの外に送られることはない。

VID: VLAN ID。タグ付きポートでは、この値を元にVLANを識別する。ポートVLANの場合は単なる識別子として使われる。1はVLAN defaultに割り当て済み。


●VLANを消去するコマンド

DESTROY VLAN={vlanname|2..4094|ALL}

vlanname: VLAN名(1〜15文字。英数字とアンダースコア(_)、ハイフンを使用可能。ただし、先頭は数字以外。大文字小文字を区別しない)

●VLANにポートを追加するコマンド

ADD VLAN={vlanname|1..4094} PORT={port-list|ALL} [FRAME={TAGGED|UNTAGGED}]

vlanname: VLAN名(1〜15文字。英数字とアンダースコア(_)、ハイフンを使用可能。ただし、先頭は数字以外。大文字小文字を区別しない)
port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)


それでは、下図のようにスイッチをカスケード接続して設定してゆきます。

スイッチ間の配線は、クロスケーブル(青色)を使います。

 スイッチAのVLAN10に接続している端末と、スイッチBのVLAN10に接続している端末で通信できるようにするには、スイッチAのVLAN10のポートとスイッチBのVLAN10のポートを接続する必要があります。

ここでは、スイッチAのポート1とスイッチBのポート1を接続します。


しかし、まだ、このままだと、スイッチAのVLAN20に接続している端末と、スイッチBのVLAN20に接続している端末で通信ができません。

VLAN10と同様に

 スイッチAのVLAN20に接続している端末と、スイッチBのVLAN20に接続している端末で通信できるようにするには、スイッチAのVLAN20のポートとスイッチBのVLAN20のポートを接続する必要があります。

ここでは、スイッチAのポート5とスイッチBのポート5を接続します。


スイッチA、スイッチBを設定します。スイッチA、スイッチB共に同じ設定です。

●スイッチAのコンフィグ
Manager > create vlan=vlan10 vid=10

Info (189003): Operation successful.

Manager > create vlan=vlan20 vid=20

Info (189003): Operation successful.

Manager > add vlan=vlan10 port=1-4

Info (189003): Operation successful.

Manager > add vlan=vlan20 port=5-8

Info (189003): Operation successful.


●スイッチBのコンフィグ
Manager > create vlan=vlan10 vid=10

Info (189003): Operation successful.

Manager > create vlan=vlan20 vid=20

Info (189003): Operation successful.

Manager > add vlan=vlan10 port=1-4

Info (189003): Operation successful.

Manager > add vlan=vlan20 port=5-8

Info (189003): Operation successful.

ポートを連続して、VLANに割り当てるには、「PORT=1-4」のように「-」で指定します。

 これで、VLAN10内の端末は、スイッチAに接続していようが、スイッチBに接続していようが、通信できます。VLAN20も同様です。

 ちなみに、VLAN間通信は、できませんので、VLAN10に所属する端末は、VLAN20に所属する端末と通信できません。


●Pingの結果
PC-A(VLAN10) → PC-C(VLAN10) ○
PC-A(VLAN10) → PC-B(VLAN20) ×
PC-A(VLAN10) → PC-D(VLAN20) ×
PC-B(VLAN20) → PC-C(VLAN10) ×
PC-B(VLAN20) → PC-D(VLAN20) ○


 ここで、物理(見た目)の配線がスイッチA、スイッチB間でループになっていますが、VLANを切っているので問題ありません。VLANを切ることでVLAN10とVLAN20は、論理的につながっていないのでループになってブロードキャストストームに陥ってしまうということはありません。


 この配線を見てお気づきだと思いますが、VLAN毎にカスケードでスイッチ間を接続するのは、効率がよくありません。VLANごとにカスケード接続することで確かに通信できるようになりますが、VLANが増加する度に、物理ポートやケーブル配線が必要になってしまいます。カスケードするスイッチが増えれば、もっと必要になります。

物理ポートや配線ケーブルを少なくする方が設計上スマートです。コスト的にも、望ましいです。

 次の「タグVLANの設定」では、カスケード接続した際に、物理ポートやケーブル配線を少なくするための技術、タグVLANの設定を紹介します。



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